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白葬ろぼっと
作詞・作曲 豆乃

息づいたスケープゴーストへ どんな繋がりを落とす?

それもまた様に縋った腕
「嫌になった」っていう公言があなたごと
言い出した点は憂学賞 要因が叶って

踊り出すあなたの首にかけて
止まらぬように 見つめるけど
エキゾチックな恋がしたいので
思い切ってみるのはどう?

古くなった 手紙を取って 吠えるようね 煙の舞う校庭で
突然 二面性のある 仮面をつけたの ほら
誰のように なれるのか 生まれ変わったりして この悲しみを
喜びに変えるために 今日もあなたを降ろすの

「異常だ」なんて言わないで 身体ごと
それもまた永遠のストーリー

安全性が売りのエレクトリックトランス
それだけが語りかけるの
言葉打ちつける 汚染された
手を洗い流しましょう

どこに至って 満たされそうだ 90年代のj-popの脳に
押されて 動けないの 意味もない四度ダンス
誰のように なれるのか 生まれ変わったりして このプライドを
羞恥に変えてほしいの それだけが生きがい相

踊り出すあなたの首にかけて
止まらぬように 見つめるけど
エキゾチックな恋がしたいので
思い切ってみるのはどう?

古くなった 手紙を取って 吠えるようね 煙の舞う校庭で
突然 二面性のある 仮面をつけたの ほら
誰のように なれるのか 生まれ変わったりして この悲しみを
喜びに変えるために 今日もあなたを降ろすの

©NECO TENY HATCH

夜長月に眠る
作詞・作曲 豆乃

オレンジの空を 通りすがりに浴びて
湖を跳ねるように 影を伸ばし 歩いた
昨日は 特にも 何もなく 過ごしたよ
どこかで 君にも 会ったような 気がする

ああ そうか 僕はまた 動いた
羽が赤くなって 遠く 街に落ちた

甘い空の匂いにつんときて
涙が滲むなんて上辺だと思ってる?
何故だか 心を 震わせ
悲し気な 君の瞳を見た

コンビニを出る頃には 日が暮れている
また家に戻り 犬と何百も顔を見合わせる
これが僕の日常で 君の日常は知ることもないまま
時が経ってしまって 会えなくなってしまって 今日も 季節だ

波だけ見える 水辺の色に
青とオレンジがくすんで消えた
甘い空の匂いにつんときて
涙が滲むなんて上辺だと思ってる?
何故だか 心を 震わせ
悲し気な 君の瞳を見た


©NECO TENY HATCH

アトリエマーチ
作詞・作曲 豆乃

確証を自分だけの胸にしまって 錆びついたボールを投げる
水平線に引かれて未来へ戻った その軌道を描くために

ノートは文字の羅列 言葉の暗号
君だけが知っている 形の心臓
傷をつけられそうな 鳥になって
君は飛ばすことを 望んだんだ

この世界で描いた 想像力で回す歯車
悲しみと分かり合えた 君はここから歩き始める
「焦燥」「葛藤」「絶望」 意味などは求めずに
渦の中に急いで

君が選んだ道ではないとしても 始まりを終わりにしないで
飛行するボールの影を伸ばす間に 拙い想いを込める

ノートは文字の羅列と 君の才能
日々の音と感情で 繋ぐアイデアを
傷をつけた跡から輝き出したのは
空に駆ける 鳥たちを思い出した

その動力で動かした 飛行船を作る歯車
コトノハに灯りを乗せた 君は誰かを救い出していく

「或る高架 カラスの 瞳は現実(リアル)だけ 映した映像。
図れないほど残酷だと思うよ 言葉だけは。
感情だけ 信じてもいいかい?」

この世界で描いた 想像力で回す歯車
悲しみと分かり合えた 君はここから歩き始める
「焦燥」「葛藤」「絶望」 意味などは求めずに
確かめる箱庭の果て 君の目


©NECO TENY HATCH

neco city
作詞・作曲 豆乃

割れた花瓶の水のように 枯れた木々の跡のように
私は忘れられているのでしょう
酷くずれてる髪みたいに あらゆる日々を靡かせたり
あなたは過ごされてるのでしょう

独りにさせないで猫になって眠りにつく 白く深く身体を揺らす
瞳の奥まで突き抜ける孤独の影を包み込む あなたを忘れない

ここはじゃらし都市 人がいない同志
孤独以外の容姿 こうして消え去った催しだって
ありえないこと 水はいつでも飲めるし
静かにしなきゃいけないだとか そんな音は誰も気にしないよ
窓越しに見つめるあの目が 彼らの目なら
二度と見つからない場所に来られたんだ
幸福はこれから 君が探すもの 結ばれた髪をほどいてあげよう
塞いでた口だって ここじゃ意味のないこと
君の好きな言葉で 故郷に伝えよう
にゃおにゃおにゃあ

独りにさせないで猫になって眠りにつく 白く深く身体を揺らす
瞳の奥まで突き抜ける孤独の影を包み込む あなたを忘れない


©NECO TENY HATCH